あまり生前整理の意味がなかった話


二年ほど前に母方の祖母の生前整理を手伝ったことがありました。祖母は生前整理と明確に口にしたわけではありませんでしたが、その言葉が出なかっただけで明らかにそのつもりだったのだなということが伺いしれたのを覚えています。
祖母の家はまだ父が高校生くらいのころから住んでいるということもあり、もので溢れかえっていました。そこでまずはいらない食器を片付けることにしたのです。使っているものとそうでないものに分け、半分くらいに減らすことができました。食器はその後増えることはなかったので、意味のある整理になったと思います。その他にも細々としたものを整理しました。
しかし問題は洋服でした。もう着ることがないだろう洋服を整理していたのですが、祖母はおしゃれが好きだったのでなかなか減らすことができません。結局全体の四分の一程度しか整理することができませんでした。更に困ったのが生前整理を始めてから1年ほどして祖母はなくなったのですが、その間にたくさんの洋服が増えていたのです。
生前整理というのはタイミングも重要なものなのだなと思った経験でした。