生前整理をするよう、実家の母を説得中


私自身が50代なので、そろそろ終活を意識してもおかしくない年代なのですが、それ以上に気になっているのが実家で暮らす母のことです。
父は10年以上前に他界し、それ以来、母は一人で暮らしています。几帳面だった父は整理整頓が得意で、「一つ買ったら、一つ捨てる」が口癖でしたが、母は物を捨てるのが苦手で、溜めこむタイプです。父が亡き後、実家は次第に散らかり放題で、帰省をする度に、私が片づけをするのが習慣化していました。
数年前に、母が長期入院をした時は、妹と相談して、母には無断で実家の大掃除と断捨離を決行しました。入院中に持ち物を整理するのは、まるでもう退院できないかのようなので、本来はタブーなのですが、そんなことは言っていられないほど、ひどい状態だったのです。古い布団や壊れたストーブなどの粗大ごみもたくさんありました。
まず取りかかったのは、父の遺品整理です。父の部屋はきちんと片付いていましたが、書籍がかなり多かったので、古い雑誌や百科事典などは処分しました。衣類も、もう着る人がいないので、これも捨てることにしました。物を捨てていくと、それを入れていたタンスや本棚も不要になるので、カラーボックスのような安価な組み立て式の棚も処分。
私たちが子供の頃の教科書などもたくさん出てきたので、これは躊躇なく捨てました。
母の許可を得ずに、父の遺品整理と母の生前整理を行ったので、控えめに処分したつもりでしたが、かなりの量のゴミが出ました。
退院後の母は、家が片付いていることに、不満半分、感謝半分という感じでした。
それから数年、実家はまた元に戻ってしまったような散らかり様です。実家に戻る度に、私も片付けてはいますが、焼け石に水という感じです。母はそろそろ80歳になるので、生前整理をするように説得しています。最近、アルバムだけは整理し始めているようです。
友人や知人と話していると、高齢の親の家が散らかっているというのはどこも似たようなもので、皆それぞれに苦労しているようです。